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南アフリカワイン

現在は世界中のあらゆる土地でワイン造りが盛んに行なわれるようになり、その国々を総称して“ニューワールド”と呼んでいます。

“ニューワールド”のワイン産出国の中には、有名になり、生産量も多いアメリカ合衆国、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージランド以外にも、南アフリカ、カナダ、メキシコ、ペルー、ブラジル、ウルグアイ…などが挙げられ、中でも南アフリカの発展には注目が集まっています。

SOUTH AFRICA

喜望峰を発見したヨーロッパ人たちが、そこをアジアへの寄港地としてケープタウンの街が栄え、1659年にオランダの東インド会社によってケープタウン近郊のコンスタンシアで初めてワインが造られたことが、南アフリカのワインの歴史のスタートだと言われています。その後、1600年代後半に宗教弾圧から逃れてきたフランス人によって、ワイン醸造の技術が著しい進化を遂げ、1918年の南アフリカワイン醸造者共同組合(KWV)の設立により、酸味のバランスがとれた品質の良いワインを安定して生産できるようになりました。

主要産地

★Breede River Valley(ブリード・リバー・ヴァレー)

Robertson(ロバートソン)

ケープタウンの北東。シャルドネで有名な土地です。

★Coastal(コースタル)

Stellenbosch(ステレンボッシュ)

丘陵地で、温暖な気候。南アフリカ随一の最高品質を誇る銘醸地で、ブティックワイナリーが多くみられます。主要品種は、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ピノタージュ。白ワインはシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン。

Paarl(パール)

南アフリカ最大のワイン産地。KWVの本拠地でもあり、南アフリカ独特のぶどう品種を多様に育てています。主要品種は、赤ワインではピノタージュ。白ワインではスティーン。

Constantia(コンスタンシア)

ケープタウンの南に位置する南アフリカのワイン造り発祥の地。冷涼で、雨量も比較的多い地域です。主要品種は、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン。白ワインはソーヴィニヨン・ブラン、スティーン。

南アフリカ特有の品種としては、赤ワインでは「ピノタージュ」。ピノ・ノワールとサンソーの交配種で、ピノ・ノワールよりも少し甘く、柔らかく口当たりがよいのが特徴。白ワインではスティーン。これは、シュナン・ブランと同じ品種ですが、この地ではこのような名称で呼ばれています。

南アフリカのワインは、とてもコストパフォーマンスの良いものが多いので、お手軽でおいしい1本をぜひ見つけてください。