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フランスワイン

フランスは、一人当たりのワインの年間消費量が世界で最も高く、年間生産量もイタリアに次いで世界第2位のワイン大国です。ワインの歴史においても、シャンパンの発明、ナポレオンによる格付制度導入、AOC法の制定など重要な役割を果たしました。そのような背景から高い品質なワインが豊富な上、地域により多種多様なワインが造られ、華やかで洗練されたワイン文化が花開いています。

フランスの地理

フランスワインが発展してきた背景には、フランスの恵まれた気候や地理が重要な意味合いを持ちます。フランスは、日本の北海道からサハリンと同じ緯度にありますが、実際は地中海や北西からの暖流の影響もあり、温暖でワインの栽培には適しています。また、大西洋や地中海、アルプス山脈に囲まれるため、4つの異なる気候性があり、それぞれの産地に適した品種のぶどうが栽培され、多種多様なワインが生まれます。

海洋性気候

フランス西側の地域。大西洋からの風を受け、風が強く雨が多い地域であり、一日の気温差が低く湿度が高い地域です。中でも、灌漑技術の進む大河に沿ってワインの産地が発展し、ロワール(Loire)は、ロワール川、ボルドー(Bordeaux)はジロンド/ガロン/ドルドーニュ川に沿って広がる地域です。

大陸性気候

東へ進むと大陸性気候となり、冬は寒く夏は暑く、気温差が激しい雨の少ない地域になります。特にぶどうの収穫期の秋は天気が変わりやすく、年によってワインの味が異なるので、ヴィンテージごとに違いが出やすくなります。ブルゴーニュ(Bourgogne)やシャンパン(Champagne)はこの地域に属します。

地中海性気候

プロヴァンスを含む南の海岸地域。一年を通じ温暖になり、太陽に恵まれ、乾燥しているものの雨は多く、果実の栽培に向いている地域であり、果実味豊かなワインが造られます。ローヌ(Rhone)南部、ラングドック・ルーション(Languedoc-Roussilon)、プロヴァンス(Provence)、コルシカ(Corse)がこの地域に属します。

高山性気候

スイスとの境のアルプスを中心とした高山性気候は、冬は寒さが厳しく、夏が短い、多雨多雪の地域。ジュラ(Jura)、サヴォア(Savoie)、アルザス(Alsace)がこの地域に属します。