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ピエモンテ

ピエモンテ州は、フランス、モナコ、スイスと隣接したイタリアの北西部にあり、オリンピックの開催地となったことでも有名なトリノが州都です。いわゆる“陽気なイタリア”、“トマト&オリーブのイタリア!”のイメージとは違って、実はこの地方の伝統料理はフランス料理のようにバターソースや赤ワイン煮込みのような味の濃いものが目立ちます。国境に近いこともあり、言語にもそれが反映された独特の方言なども有していて、フランス宮廷の影響を受けた芸術が多く残る華やかな州です。昔からワインと並び、高級食材の白トリュフの産地としても有名で、イタリア国内で最も所得水準が高い地方のひとつと言われています。ピエモンテ州のワイン造りは古く、古代ローマ時代からとされており、世界的基準で評価をされているバローロやバルバレスコがその代表格。銘酒バローロに関しては、かのカエサルも大のお気に入りで、当時大量にローマに持ち帰ったという逸話も残されています。

ピエモンテ州の代表的なDOP(DOCG/DOC)/主要なぶどう品種と特徴

DOP(DOCG/DOC) タイプ ぶどうの品種と特徴
Asti(アスティ) DOCG
(発泡)
モスカート・ビアンコ
Barolo(バローロ) DOCG ネッビオーロ
★イタリアワインの王様
★熟成期間は36カ月。リゼルヴァは62ヶ月以上
Barbaresco(バルバレスコ) DOCG ネッビオーロ
★バローロの弟分のような位置づけ
★熟成期間は24カ月。リゼルヴァは48ヶ月以上
Gavi/Cortese di Gavi(ガヴィ/コルテーゼ・ディ・ガヴィ) DOCG 白・白
(発泡)
コルテーゼ
Roero(ロエロ) DOCG 赤白・白
(発泡)
ネッビオーロアルネイス
Barbera d’Asti(バルベーラ・ダスティ) DOCG バルベーラ
★2008年からDOCG
★スーペリオールもあります
Dolcetto di Ovada Superiore(ドルチェット・ディ・オヴァーダ・スーペリオーレ) DOCG ドルチェット
★2008年からDOCG
Langhe(ランゲ) DOC 赤白 ネッビオーロ、フレイザ、ドルチェットシャルドネ、アルネイス、ファヴォリータ
★特に白が有名
Dolcetto d’Alba(ドルチェット・ダルバ) DOC ドルチェット
★スーペリオールもあります

ピエモンテ州は、イタリア中で最もDOCGの多い州。赤ワインがその大半を占め、生産の中心ですが、上質な発泡系の白ワインも多数醸造しています。白ワインや発泡系ワインはイタリア料理のアンティパスト全般によく合い、赤ワインはこの地域特産の白トリュフやゴルゴンゾーラ・チーズと合わせたり、ジビエとの相性も最高です。