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チリ/アルゼンチンのワイン

元々ワインの生産量も多かったアルゼンチン、またその隣国チリは、近年の著しい醸造技術の発展と共に、品質が向上して、今では素晴らしいワインを世界に輸出するワイン大国に成長しています。チリは海岸沿いを中心に、アルゼンチンは標高の高い山岳部のそれぞれ冷涼な地域にぶどう畑が多く見られます。

CHILE

チリは南アメリカの太平洋沿岸に位置する南北が5000km、東西には90kmという細長い国。アンデス山脈の麓の地中海性気候の一帯にワイン(ぶどう)の産地が集中しています。病害が少ないため、原木が300年以上引き継がれ、ほとんどのワインが無農薬のビオデナミであることも特長。造られている品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンが一番多く、次いでメルロ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなどが挙げられますが、良質の赤ワインが全体の80%を占めています。

主要産地

Aconcagua(アコンカグア)

首都サンチャゴから北に80km程の山岳地帯にある一帯で、温暖で降雨量が少ない地域のためソーヴィニヨン・ブランの生産に適しています。また、太平洋に面した地区ではその冷涼な空気の環境から、近年ではシャルドネも多く生産されるようになりました。

Central Valley(セントラル・ヴァレー)

首都サンチャゴの南部に広がる一帯で、古くからワインが生産されているチリワインの中心地域です。夏は特に乾燥し、昼夜の寒暖差が大きい地中海性気候が特徴で、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなど赤ワイン品種を多く造っています。

ARGENTINA

チリと隣接し、国の位置(緯度)がほぼ同じですが、国土はチリの数倍大きく、標高の高いアンデス山脈沿いの南緯25~40度、標高300~2000mの一帯にぶどう畑が集中しています。チリと同様に、病害が少ないので、自然にビオデナミ栽培ができていることが多く、最近の目覚ましい品質向上で世界的にもその評価が高まっています。恵まれた広大な国土で造られる主な品種の代表格はMalbec(マルべック)。アルゼンチンは、マルべックの赤ワインが一番有名です。白ワインでは、Torrontés(トロンテス)というシュナン・ブランに近いアルゼンチン特有の品種が生産量NO.1。そして、ニューワールドの中でもアルゼンチンのワイン生産量はトップクラスで、アメリカに次いで世界第5位。コストパフォーマンスの良いものから、高級なものまで幅広いワインを楽しむことができます。

主要産地

La Rioja(ラ・リオハ)

アルゼンチン北部に位置する地域。原産地呼称制度(Denominacion de Origen)で、現在3地区しか認定されていないうちのひとつであるValles de Famatina(ヴァジェス・デ・ファマティナ)はこの地域にあります。

Mendosa(メンドーサ)

アルゼンチンの中央部に位置する比較的大きな地域一帯。アルゼンチンワインの75%以上を産出しているアルゼンチンワインの中心地。マルべックを主体とした高品質ワインも多く見られ、原産地呼称制度(Denominacion de Origen)で認定されている残りの2つ、Lujan de Cuyo(ルハン・デ・ク―ジョ)、San Rafael(サン・ラファエル)はここにあります。